医療保険の選び方

 

 

保険を選ぶというのは本当に難しいものです。私たちのような素人には、すぐに判断ができずに悩んでしまうものです。

 

そのため、つい面倒臭くなって、保険料が安いものを選んでしまいがちですが、そんなことをすると、いざというときに保障内容が不十分で、痛い出費を強いられることになります。

 

そんなことのないように、保険選びは複数の保険の資料を取り寄せたり、見積りを出してもらうなどしたうえで、しっかり吟味する必要があります。

 

とはいえ、保険についてまったくの素人がいくら資料を見たとしても、その良し悪しを見極めるのは難しいものです。

 

そもそも、「これが一番良い」というものがあるわけではありませんし、保険選びでもっとも重要なのは、「自分に合っている」ということなのです。

 

保障内容はもちろん、毎月支払う保険料の額など、すべて自分に合っていなければ意味がありません。

 

そこで、自分に合った医療保険を選ぶうえで、最低限、確認しておいたほうがいいチェックポイントをご紹介しましょう。

 

医療保険選びのチェックポイント

 

▼入院1日当たりの支給額は?

 

入院した場合の1日当たりの「入院給付金日額」を確認しましょう。

 

保険会社によって異なりますが、ほとんどの場合、「5,000円」「10,000円」「15,000円」「20,000円」といったように5,000円刻みで設定されており、その中から選ぶようになっています。

 

預貯金の額や経済状況などに応じて、自分に合った金額(必要な金額)を選ぶようにしましょう。

 

▼入院何日目から保障が受けられるのか?

 

入院給付金は、ごく短期間の入院の場合には支払われないケースがあります。

 

たとえば、「日帰り」や「1泊2日」の入院の場合は、給付金が支払われないことが多くあります。

 

それぐらいは構わない・自分で負担できるという人は別として、入院何日目から保障が受けられるのかを確認しておきましょう。

 

最近は、日帰りや1泊2日の短い入院でも保障される医療保険が多くなっていますが、保険会社によって条件設定が異なるので、念のためにきちんと把握したうえで保険選びをしましょう。

 

▼1回の入院で何日まで保障されるか?

 

入院というのは、ごく短期で済めばそれに越したことはありませんが、病気や怪我によっては長期の入院を余儀なくされることがあります。

 

そんなときのために、1回の入院で医療保険で保障される日数は長いほうが望ましいわけですが、保険会社や保険商品によって限度日数が決められています。

 

その日数は、「60日」「90日」「120日」「180日」といったように設定されています。

 

さらに、保険期間を通じて保障される日数(通算支払限度日数)も、「730日」「1,000日」「1,095日」といったように決められています。

 

どちらも日数が多いほうが安心ですが、その分、毎月の保険料が高くなるので、自分の経済状況に合ったものを選びましょう。

 

▼保障期間はどれくらいか?

 

医療保険には、保障が一生涯続く「終身型」と、保険期間が「5年」「10年」といったように期間が指定されていたり、「65歳まで」といったように満期年齢が指定された「定期型」の2つのタイプがあります。

 

それぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらがよいということは言えませんし、それぞれの考え方や好みも異なるので、自分の判断で決めましょう。

 

ただ、現在は保障が一生続く「終身型」のほうが安心だということで人気が高いようです。

 

▼必要な特約はあるか?

 

医療保険には、さまざまな特約があります。主なものとしては、「通院給付金特約」「がん特約」「女性疾病特約」「三大疾病保障特約」「先進医療特約」「介護特約」「リビングニーズ特約」などがあります。

 

女性の場合なら「女性疾病特約」、三大疾病が心配な場合は「三大疾病保障特約」など、自分に必要な特約があるかどうかを確認したうえで加入しましょう。

 

医療保険の種類

 

医療保険の種類や選び方

 

医療保険は各保険会社から多くの種類の商品が販売されており、近年ではさらに細分化・多様化が進み、素人には非常にわかりにくいものです。

 

しかし、医療保険はいくつかの「型」や「タイプ」に分類することができるので、それらを知っておくと保険選びをする際に大変便利です。

 

こうした「型」や「タイプ」の多くは、「○○型と△△型」や「■■タイプと●●タイプ」といったように、対になっています。

 

これらがどういうものなのかをある程度把握しておけば、自分に合った保険選びの役に立つので、ぜひ頭に入れておきましょう。

 

ここでは、できるだけ難しい話や専門用語は使わず、あくまでも全体像を把握できるようにわかりやすく噛み砕いて説明していきます。

 

「特約型」と「主契約型」

 

医療保険は、まず大きく分けて「特約型」と「主契約型」があります。

 

▼「特約型」

 

医療保険単体としての保険ではなく、生命保険に特約として付けるタイプの医療保険のことです。

 

つまり、生命保険に加入する際に、任意でオプションとして医療保険を付けるという契約形態になります。

 

逆に言えば、必ず付けなければならないというものではないので、必要がなければ加入する必要はありません。

 

▼「主契約型」

 

生命保険とは関係なく、単体で販売されている医療保険のことを言います。

 

たとえば、「○○医療保険」「△△入院保険」といった名称の医療保険が「主契約型」に当たります。

 

この「主契約型」の医療保険に加入していれば、生命保険に付ける「特約型」の医療保険に加入する必要はない場合もありますが、万が一に備えて保障を充実させるために両方に加入する人も多くいます。

 

「終身型」と「定期型」

 

医療保険は、保障期間によって「終身型」と「定期型」に分けられます。

 

▼「終身型」

 

まず、「終身型」の医療保険は、「終身医療保険」と呼ばれ、その名称どおり、保障が一生涯続きます。

 

さらに、「終身型」の医療保険では、保険料の払込方法が「終身払い」と「短期払い」の2種類があります。

 

・「終身払い」は、期限を設けず、生涯、保険料を支払い続けるというものです。

 

・「短期払い」は、「60歳」「65歳」といったように年齢で支払い期限を設定して、その年齢に達するまで保険料を支払い続け、以降は支払う必要がなくなります。

 

▼「定期型」

 

次に「定期型」の医療保険は、保険期間が有期(期限がある)の医療保険のことです。

 

この「定期型」では、保険期間を「5年」「10年」といったように期間で指定するタイプ(期間指定タイプ)と、「65歳まで」といったように、満期年齢を指定するタイプがあります。

 

  • 「満期指定タイプ」は、その年齢に達すると契約が終了し、それ以降の入院・手術給付金は支払われません。
  • 「期間指定タイプ」は、保険会社が定めた条件の範囲内で、満期が訪れると自動更新されるのが一般的です。

 

ただし、「終身型」の医療保険ではないので、更新には限度が設けられています。保険会社によって設定は異なりますが、多くの場合、80〜85歳まで更新できます。

 

特定の病気などに限定した医療保険

 

さまざまな医療保険のなかには、保障対象を特定の病気に限定、もしくは保障を手厚くするタイプのものがあります。

 

たとえば、「がん保険」「三大疾病保障保険」「女性保険(女性向け医療保険)」といったものがあります。

 

これらは単体として販売されているものもあれば、一般的な医療保険の特約として用意されていることもあります。

 

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